肌にシミとソバカスが多くて悩んでいる人には、高濃度ビタミンCの点滴治療が効果的です。
ビタミンCは美白効果があるとよく言われる栄養素ですが、 その理由には活性酸素を除去する作用があることが関係しています。
活性酸素は余分に体内にあると、健康に悪い影響をもたらす成分です。
活性酸素の数を減らす作用がビタミンCにはあり、その働きによって肌に透明感が出て白くなります。
活性酸素の健康被害の一つに新陳代謝機能の低下がありますが、
代謝が正常にされなくなるとメラニン色素が増殖していきます。
メラニン色素は肌を黒く沈着させる元であり、シミとソバカスができるのも
メラニン色素によるものです。
高濃度ビタミンCの点滴で活性酸素を減らすことができ、肌を美白することが可能となります。
高濃度ビタミンCの点滴のメリットは肌が白くできる効能があるだけでなく、
肌の若々しさを保つことができるアンチエイジングの効能も持っています。
活性酸素は細胞の働きを阻害する作用があるのですが、その影響で肌の保湿機能に
働きかけるコラーゲン細胞の生成が悪くなってしまいます。
活性酸素が減ればコラーゲン細胞も生成されやすくなるので、肌の乾燥を
防ぐことができ弾力のある肌を長持ちさせることができるのです。
たるみやシワの悩みに関しても、高濃度ビタミンCの点滴で解決することができます。
肌を透明感のある色白美肌にしたい、肌にハリとツヤを取り戻したいと
希望する人は試してみてはいかがでしょうか。
敏感肌や乾燥肌を防ぐ!うるおいを保つ肌のバリア機能のしくみ
なぜ水分が保たれるかといえば、それは肌にバリア機能があるからです。
このバリア機能は角質層のことを指しており、肌の表面からたった0.02mmの部分が角質層です。この部分で肌の潤い、水分を蓄えて
くれるので乾燥や刺激などから守ってくれるということです。
つまり、敏感肌などを防ぐためにはいかに角質層に水分を蓄えて、バリア機能を維持するかにかかっています。
乾燥肌で困っている人はバリア機能が落ちており、別の肌トラブルを誘発する可能性があります。
では、水分を蓄えるにはどうすればいいかですが、肌には保湿成分を作り出す力があり、それが水分を蓄えることにつながります。
中でも天然保湿因子や細胞間脂質、皮膚膜この3つがあることで水分が蓄えられます。
天然保湿因子は角質の細胞の中にあり、アミノ酸を中心に構成されています。その角質細胞をつなげてくれるのが細胞間脂質であり、
バリア機能の安定にもつながるものです。皮膚膜は肌表面の膜にあり、これが水分の蒸発を防いでくれます。
これらがそれぞれで働くことでバリア機能は保たれ、水分保持につながります。
ということは、どれか1つが欠けても成立しないことからそのあたりのケアが求められます。