高濃度ビタミンC点滴で服用では、通常摂ることができないくらいの
大量のビタミンCを体内に入れることで、乳がんの治療効果を高めたり
抗がん剤による副作用を軽減させる治療となります。
高濃度ビタミンCの点滴だけを行うのではなく、他の治療と併用して行われます。
血液中に高濃度のビタミンCがあることで、血管の外の細胞にもビタミンCが染み出ていきます。
その染み出たビタミンCをがん細胞は取り込もうとします。
そうすると、細胞内に過酸化水素という活性酸素を発生させます。
正常な細胞は過酸化水素による影響は受けませんが、
がん細胞の中で発生した過酸化水素は細胞を攻撃して破壊させます。
それはがん細胞だけを死滅させるようになります。
乳がんに効果が期待されるには高濃度ビタミンC点滴で
血中のビタミンCを高濃度に保つことです。
そのためには点滴は高濃度ビタミンCでなければならないのです。
濃度が低いと血管お外へ染み出すこともなく、老廃物と一緒に体外に
排出されるだけになります。
乳がんに対しての高濃度ビタミンC点滴治療は、抗がん剤などの化学療法やホルモン療法と一緒に行います。
週に2回から3回程度の高濃度ビタミンC点滴を3ヶ月ほど続けると言われます。
抗がん剤や放射線治療で副作用があらわれて吐き気が続いたり、食欲が思うように取れなくなると、
全身状態が悪くなってしまいます。
その時に高濃度ビタミンCの点滴を2から3回程度受けることで
状態が良い方向にと変わっていきます。
食生活の欧米化も原因?日本女性に増加する乳がん
現代では、総体的に2人に1人はかかってしまうといわれている病気といえばがんであり、それも女性の乳がんは、
減るどころか増える一途をたどっているといっても過言ではないのです。
14人に1人ともいわれているがんは、年間約1万3,000人にも及び、また生存率も30%という数字にもなって
いるのが現状となります。
食生活一つとってみますと、ものが無くても生活がやっと出来ているような時代には、このようながん患者は
あまりお目にかかったことがないのです。
しかしものが豊かになり、生活にゆとりが出てくるとともに、一般の食生活もまた欧米化で一変したものです。
朝は、日本古来の和食であったものが、いつの間にかパンとコーヒーなどといった洋風なメニューに変わっていたのです。
バターをたっぷりと塗った、トーストを食べることも普通であり何ら珍しくない光景です。
女性の乳がんに対して、原因がすべて洋食とは言い切れないのですが、いろいろ添加物が多く使用されている食べものが、
原因の一因であることは良く知られていることです。
その他にも原因になる要因は、女性ならではの生活で、独身か既婚かなどといった生き方の問題にもおよびます。
がんになってからの治療よりも、むしろ未病ということを目指して健康を考えたいものです。